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Create Liberty

by inja369

集中力を高めるために必要なたった1つの方法

集中力を鍛えるために必要なのは「習慣化」

勉強にも仕事にも必要なものが「集中力」だ。「集中力」を発揮することができれば、生産性をぐっと上げることができる。1日24時間は全ての人に平等に与えられた資産だが、その「密度」を上げることができれば1日を25時間にもできる。「集中力」を制することができれば、あらゆる面で有利になるだろう。

今回は、いろいろ本を読んで学んできたことから一つ、「集中力」について書いていきたいと思う。

習慣化して考えずともできるようにする

圧倒的な集中力を獲得するために必要なのは「習慣化」だ。具体的に言うと、脳の「前頭葉」が担っている作業を「小脳」に回すことを繰り返すことだ。

人は考えるとき、脳の前頭葉を使う。前頭葉とは、脳の額側にある、脳の司令塔と呼ばれている部位だ。人は慣れないことをするときは「あれをこうして…」「これをこうして…」と、その都度、やるべきことを確認しながら行うが、このときは前頭葉が「考えて」いる。

しかし、作業を習慣化すると前頭葉はそうした指令をださなくなり、代わりに小脳が作業を担ってくれるようになる。小脳とは、脳の中心にある、脳の神経細胞が特に凝縮されている部分だ。小脳が作業を行うようになると、前頭葉の疲れる度合いが劇的に減り、集中力を発揮できる時間が伸びていく。そして、習慣化された行動については考えずとも片手間で処理できるようになるため、周囲からは疲れていても集中できる人のように見える。

一つの作業を毎日繰り返している人の代表例が「主婦」だ。主婦は朝起きて、家族の分の朝食を作り、子どもを幼稚園に送り、洗濯をし、掃除をし…などのルーティンワークをひたすら繰り返している。同じことを毎日繰り返しているので、いちいち考えることなく家事をこなすことができる。そうした主婦の中には、家事をしながらビジネスを成功させている人もいるという。

集中力を高めることができれば、一日の密度を圧倒的に変えることができる。前置きで述べた、1日を25時間にするという芸当が、集中力によって可能になるのである。

習慣化を目指すのは1つに絞る

何かを「習慣化」しようと思ったときに、注意しなければならないことが一つある。それは、「習慣化」する作業は一つずつにしなければならない、ということだ。

例えば、英語を話せるようになりたいから英語を勉強し、筋肉を付けたいからジムに通い、料理が上手くなりたいからレシピを研究し…と、複数のことを一度に習慣化しようとしても、できない。人間の脳はそのようにはできていないのだ。向上心が強い人は習慣化したいものを欲張っていくつも作ってしまいがちだが、それは間違いなのである(僕もそうでした)。

人がいくつものことを頑張ろうと思うと、やることを切り替えるときに脳にストレスがかかるのだ。脳には「ウィルパワー」という体力のようなものがあり、何かを決断したり判断するときにウィルパワーを消費する。一度にいくつもの作業を習慣化しようとして、「次はこれをやろう」と切り替えるときにもウィルパワーを消費する。それを何度も行っていると、やる気を失ってしまう。小脳でできることは一つずつ増やしていかなければならない。

余計な判断はしないように「システム化」しよう

脳の体力「ウィルパワー」を一点集中で注ぎ込む為に、重要でない分野には徹底的に手を抜くということも重要だ。それを実践した代表的な人物が、Appleの創業者、スティーブ・ジョブズだ。

ジョブズは公の場に姿を現すときに、いつも同じ服を着ている。必ず、黒のタートルネックにジーンズ、スニーカーという格好をしている。ジョブズのクローゼットには7つのハンガーがあり、7つともこのセットが掛けられていた。つまり、月火水木金土日の7日分の同じ服を用意していたのである。

smartlog.jp

またイチロー選手はメジャーに移籍してから数年間、弓子夫人の作る朝カレーを食べ続けてきた(現在はやめているそうです)。バッターボックスに入るときも、同じ動きを必ず行う。同じ動きを繰り返すことで、「考えない」「習慣化」を徹底的に行う。成功者たちは、日々の生活にルーティンワークを取り入れているという点で共通している。

pinky-media.jp

これは、仕事での重大な決断のために脳をフル活用できるよう、瑣末なことで判断力を消耗しないようにしていたのだ。ジョブズの仕事への集中力、イチローの野球への集中力は、ウィルパワーの徹底した節約によってもたらされていたのかもしれない。

少し前に流行した「ミニマリズム」も、これらに通じる考え方ではないだろうか。特定のことに集中するために、手を抜くところは徹底的に手を抜くというメリハリの効いた考え方が必要なのだ。

まとめ

・小脳でできることを増やして、前頭葉の疲れを軽減する

・小脳に任せる仕事は一つずつ増やそう

・余計な判断力を消耗しないよう、生活を「システム化」しよう