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by inja369

10個まとめた系の記事はなぜバズるのか:AKBから学ぶコケない戦略

ブログ

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人気の出ている記事の中には「有意義な学びを得られる10冊の本」「〇〇に住んでいるなら行っておきたい10の飲食店」などのように、紹介したいものをいくつかまとめて一つの記事で列挙するという構成の記事がある。実は、この構成にすると、コケるリスクを減らし、ウケる可能性を上げることができるのだ。今回はその理由について説明していく。

AKB48はなぜ48人もいるのか

AKB48は48人もアイドルがいる。SMAPのような5人程度のグループならいざ知らず、普通なら48人もの顔と名前を覚えるとなると相当苦労するはずだ。なのになぜそれほど大人数のグループを作ったのか。

簡単に言ってしまうと、「数打ちゃ当たる」作戦である。町でカワイイ女の子を一人一人プロデュースし、金と時間と労力をかけて、一人前のアイドルに育て上げるとなるととても効率が悪い。その上、その子がヒットしてコストを回収してくれる保障など何も無いのだ。非常に危険なギャンブルである。そのリスクを回避するために、これでもかと大人数にしたのがAKBなのである。

市場で何がヒットするのかを見定めることは難しい。「この子は売れそうだ!」と思っていても、かすりもしないことがある。だから、女の子をたくさんかき集めて売り出し、その中の誰か一人でもウケれば、その子を中心にグループを運営していく。ヒットした女の子1人の力によって、グループ全体にブランド価値が付与され、他の女の子も「AKBだから」という理由で仕事を貰うことができる。そうしてグループの力が底上げされ、巨大な影響力を持つようになる。

さまざまな需要を攻略できる

同じことがまとめ系記事にも言える。例えば本を一冊ずつ紹介していたら、その本が相当インパクトがあり、売れ筋の本でもない限り、バズを起こすことは無いだろう。しかし、何冊も本を列挙することで、「当たり」の確率を上げることができるのだ。

当たる確率を上げることができれば、シェアしてもらえる可能性も高くなる。シェアされた先でその記事を見かけた人が、仮に前の人と趣向が違っていたとしても、別の本が気に入って記事をシェアしてくれるかもしれない

アイドルで例えるなら、異性への様々な好みを持つ人たちを、一か所に囲い込むことができるのである。SMAPであれば、木村拓哉が好きな人もいれば、香取慎吾が好きな人もいる。その人たち全てに一つのグループ・SMAPを支持させることによって、単純に考えてファンの数は5倍になっている。市場の需要を多角的に攻略できるという意味でも、まとめ系記事は強い。

人とカネは集まるところに集まる

こうして様々な需要を満たし、ファンを獲得したら、人々はさらにそのファンの数を見て、「あのコンテンツには価値があるのかもしれない」と考えて、興味を持ってくれる。また単純に、人は社会的な生き物であるから、人と交流することが好きである。人は人の集まるところに集まるのである。この連鎖を起こすことができれば、アクセス獲得は波に乗ってきたと考えてもいいのではないだろうか。

もちろん、中身を伴ってこそ

しかし、こうしたテクニックが通用するのは当然中身が伴うことが前提である。一つひとつが優れたコンテンツであるからこそ、相互作用が強力に働くのである。僕も優れた記事を書けるように精進あるのみだと思っている。