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by inja369

ハロウィンでナンパが成功しやすい理由

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ハロウィンの季節である。この時期の東京は仮装した若者などの行列で道路が埋め尽くされるのが風物詩となってきた。通勤するサラリーマンは少し苦労しているのではないだろうか。

実は、ハロウィンの仮装をしながらでナンパをすると、普通に道端で声をかけるよりも成功率が10%弱上がるのだそうだ。これを「コスプレナンパ効果」と言う。

今回はハロウィンでナンパが成功しやすくなる理由について書こうと思う。

人は共通点を探している

重要なのは「自分が仮装して」「仮装している異性に声をかける」ということである。なぜなら、「仮装している」という共通点こそが、声かけに応じるか否かの判断基準になるからである。

人は他者に拒絶されることを怖れる。ゆえにSNSなどで人が集まるところに行って他者との交流を求めたりするのだが、ハロウィンに人が集まるのも同じ心理からである。人は無意識に他者との共通点を探していて、共通点が多い人に対して親近感を持つ傾向がある。これは心理学的に「類似性効果」と呼ばれる。

ハロウィンという行事に参加し、なおかつ仮装もしているとなれば、それはかなりの共通点だ。むしろ、他者と差別化するために仮装すると言っても過言ではない。そういった中に飛び込んで行けば、ナンパを成功させたり友達を作ったりというのは比較的容易にできる。

ハロウィン以外でもナンパしたいと思ったり、学校や職場で人間関係を築きたいと思ったりした場合は、まず共通点を探すのがセオリーだ。飲み屋のお姉ちゃんとの会話ではまず出身地や歳の話などの共通の話題探しから入るのと同じである。

オタクのコスプレも同じ理屈

コミックマーケットなどでアニメキャラクターのコスプレをするオタクたちの心理も同じ理屈である。正直、コスプレをするというのは始めはなかなか勇気の要る行動である。しかし、だからこそその一線を超えたコスプレ仲間は強い仲間意識を築くことができる。

個人的に、オタクたちは特にそういった「他との差別化」によって仲間意識を強めようとする傾向が強いと思う。イラストレーターという仕事上、オタクの人たちと関わる機会もあるのだが、オタク趣味というもの自体が世間的には特殊なものであるゆえに、オタクたちには「世間的には特殊な人である」という自意識があるように思える。

「変身心理」がハメを外した行動をとらせる

子どもは変身ヒーローが好きである。例えば〇〇レンジャーやセーラームーン、仮面ライダーやウルトラマンなどだ。それは、人には「変身したい」「自分以外の特別な存在になりたい」という欲求があるからだ。コスプレはそういった変身願望を満たしてくれるから楽しいのだ。

しかし、この「変身心理」は、普段は効いている心理的ブレーキを効かなくさせる危険がある。「いつもと違う自分」「特別な自分」という自意識を持つと、テンションが上がり、普段は採らない行動をさせてしまうようになるのだ。

これが、若者たちが道路上で騒ぐという行動、暴力行為、わいせつ行為に繋がる。実際にハロウィンのイベントのあとでは、若者たちがあちらこちらで夜の遊びをしているようだ。今年はどんなハロウィンになるのか、楽しみ半分不安半分である。

ナンパを楽しみに行くのもいいかもしれないが、イベントは節度を持って楽しもう。

成人式ではスーツを着せろ?

ちなみに、成人式で若者が暴言を吐いたり暴れたりするのも、この「変身心理」が原因だと言われている。成人式は着物などの華やかな格好をしていくので、いつもと違うコスチュームを纏うと、自分が特別な存在になったかのような気分になってくるのである。

だから、成人式ではスーツを着せるべきではないかという議論があるのだ。スーツというのはお堅い正装であり、かっちりした着心地なので動きにくい。スーツは人を大人しくさせる効果があるので、成人式で若者にスーツを着させるようにすればいい、という話もなくはない。

この話を聞いて複雑な気持ちになる社会人もいるのではないだろうか。

まとめ

  • 仮装仲間という共通点による「類似性効果」が、ナンパを成功しやすくする
  • 「変身心理」はハメを外しやすくさせるので、節度を持って参加しよう