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by inja369

ユダヤに学ぶ「金儲け」の鉄則 ~脳みそは油田~

マネー

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ユダヤ人は、銀行家や会社経営者など、多くの経済的成功者を輩出する民族として知られている。前回のユダヤ人に関する記事では、「78:22の法則」を紹介したが、今回は「脳みそは油田」について記述する。

ユダヤは教育を重視する

ユダヤ人は、教育を重視する民族として知られている。ユダヤ教の教えの中には、「幼い頃から本をよく読み聞かせ、様々な知識を覚えさせよ」というものがある。本を読み聞かせた後はハチミツを舐めさせ、「読書は楽しいことだ」という刷り込みを行え、という教えもあった。

また、ユダヤ人は安息日には決して労働せず、「読書」「思索」「議論」を行うという習慣もあった。特に知識人や富裕層は教会や広場に集まり、特定のテーマのもとに議論を重ね、お互いの知識を深め合うということを行っていた。

このように教育を重視するユダヤ人の気質は、商売哲学にもよく表れている。その一つが「脳みそは油田だ」というものだ。

創造力が付加価値を創る

世の中で売り買いされているのは、家具や食品などの物理的なものではなく、「情報」によって作られたものもある。

例えば宝石である。宝石は、物理的にはただの石であり、生活の役に立つわけでもなく、腹が膨れるわけでもない。それでも宝石は高値で売れる。これは、宝石の物理的な面ではなく、情報的な面に高い評価がされているからである。

宝石がなぜ高いのかと言うと、「人々がそれを価値あるものだと思っており、高値で売れる可能性が高いから」である。なぜ価値あるものと思われているかと言うと、「希少な物質だから信用の高い資産にできる」とか、「それを持っていると自慢できるから」と考えられているからである。これは完全に人の思考が生み出している価値である。人の評価が価値を作っているのである。

もっとわかりやすい例がブランドだろう。シャネルなどの有名なブランド品は高い値段が付く。しかし、特にブランド品が欲しいわけでもなく、「鞄として使えればいいよ」「オシャレにあまり興味が無いよ」という人は、普通の鞄を買う。何がシャネルを高級にしているかというと、「デザインの秀逸さ」「高級品というイメージ」という「情報」なのである。

クリエイティビティが価値を生む

クリエイティビティ=創造性、つまり、新しいものを作り出す能力も、高い付加価値を作ることができる。例えば、漫画や映画などの娯楽作品は、人を楽しませるストーリーという「情報」に価値がある。

これらも、人の頭によって作られた。非物理的な価値である。映画を見ても、生活が便利になったり、お腹いっぱいになることはない。しかし、心が満たされたり、ストレス発散になったり、感動できたり、スリルを味わったりという体験ができる。その素晴らしい体験に価値があると考えて、人はお金を払う。

また、極端な例で言えば宗教も情報的な価値である。人の心を慰め、生きる道を示す情報は、人にとっては非常に大きな価値として評価される。実際、権威ある宗教はその情報を駆使して世界を支配し、民衆の心を惑わし、巨額の金を巻き上げたりすることが歴史的事実としてある。

このように、情報的な価値は時によって莫大な富の源泉となる。つまり、脳みそは使いようによっては素晴らしい価値をゼロから生み出す油田になり得るということなのである。このマインドを持っていると、有効なビジネスのアイデアが浮かんでくるかもしれない。