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Create Liberty

by inja369

大衆扇動とアフィリエイト① ~危機意識共有によるラポール形成~

ブログ

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アフィリエイトのみならず様々な広告活動は、いかに人の心を動かすかということに関心が寄せられる。広告効果は、いかに顧客に「この商品を買いたい!」と思わせるかにかかっているのだ。

人に商品を買わせるマーケティングは、大衆扇動の手法と共通した点がある。人の心を動かし、思い通りに行動させることができれば、喜んで自分に利益をもたらす人間を作ることもできるのだ。今回は、大衆扇動の手法を分析することで、どうしたらアフィリエイトで成果を出すことができるかを考えていきたい。

歴史上の扇動者たち

「人を思い通りに動かしたい」と考えた人間は、歴史上あまた存在し、それは政治・企業・宗教家・メディアなど様々な分野にまたがっていた。その代表的な人物が、ナチス・ドイツの独裁者 アドルフ・ヒトラーであろう。彼は卓越した演説技術でドイツ政界を駆け上がり、独裁者に成り上がった。その結果、ユダヤ人の大量虐殺、第二次世界大戦の勃発などの大事件を引き起こす結果になった。なぜこのような結果になったのか。

当時のドイツは第一次世界大戦に敗戦し、多額の賠償金を背負わされるなど、国家的な危機に陥っていた。そうした状況でドイツ国民は、現状への不満、戦勝国への憎悪などを抱えていた。ヒトラーはそうした大衆心理に上手く付け込んで、演説を行って支持を集めたのである。

当時のドイツにも、急激に台頭してきたナチスを警戒する人はいたのだが、それでもナチスを止めることはできなかった。それほどまでに、大衆というのは扇動に対して弱いのである。最近の例ではアメリカの新大統領ドナルド・トランプの誕生にも、似たような扇動手法が用いられた。

危機を訴え「ラポール」を作る

前述したとおり、ヒトラーが登場した時代は「危機の時代」であった。英仏などの戦勝国によってドイツが追い詰められている、このままではダメだと繰り返し訴えたのである。トランプも同様にアメリカの危機を訴えた。「中国や日本の車のせいで米国車が売れない」「移民に雇用が奪われている」など、祖国が危機的状況にあることを訴えたのである。

このように、扇動者は大衆と危機意識を共有しようとする。人が最も団結するのは、共通の敵を持ったり、危機的状況を共有したりする状況である。こうした状況においては、「心が通い合っている」という感覚が生まれる。この感覚を心理学用語で「ラポール」と言う。

このラポールが形成される状況の例を少し示そう。それは映画館でのデートである。もしあなたが彼女とのデートで「心が通っている」という状態を作りたい場合は、ゾンビ映画やホラー映画などの、恐怖やスリルを味わえるものをチョイスするといい。彼女と危機的感情を共有することによって、ラポールが形成されるはずだ。

 アフィリエイトに活かす

では、この「ラポール形成」の手法をアフィリエイトに活かすにはどうすればよいのだろうか。重要なのは、「あなたは危険な状態にあります!」と警告し、商品に価値があるように見せることだ。

例えば健康食品や健康器具を売りたければ、病気の恐ろしさを訴えればいい。「ビタミンを取らなければいけませんよ!」「適度な運動をしないと老化が進みます!この器具で健康になりましょう!」と書くのである。

またこれは、自分のオピニオンの正当性を説く際にも有効な手法である。例えばブログで稼ぐことの正当性を訴えたければ、「年金制度の将来の不安」「企業に依存する生き方のリスク」などネガティブな要因を提示する。そのあとに、「閲覧される記事を書く方法」や「ブログで月〇〇万円稼ぐ具体的な手法」などの記事を書いたりすれば、「不安から逃れたい!」「ブログで成功したい!」と思った人たちが読んでくれたり、情報商材を買ってくれたりするだろう。

「ハイパー・ラポール」でカリスマ性を獲得する

「心が通い合っている」という感覚、すなわち「ラポール」には、更なる上の段階「ハイパー・ラポール」というものがある。これはいわゆる「カリスマ」と呼ばれる人に対して「崇拝」「尊敬」「忠誠心」などの感情が発生した状態で、カリスマ的人物を頂点にピラミッド状に人間関係が形成されることを指す。この状況を作ることができれば、莫大な富を吸い上げることも可能である。

これを実行するためには、何よりもまず尊敬されなければならない。そのためには、「圧倒的な結果を出した証拠」だったり「権威ある人間である証拠」などを示せばいい。ブログ運営で言えば、「私はブログで〇〇万円稼ぎました!」と報告するのである。おそらくあなたも見た覚えがあるのではないだろうか。

ブログの収益報告は、何も自慢をしているわけではない。そうすればもっと人を集められると知っているからするのである。そしてそれは、心理学的にも根拠があり、歴史的にも効果が実証された手法なのである。

また、先ほどの「危機を訴える」手法に加えて「私はそれを解決する方法を知っています!」「私なら皆さんを救えます!」と言えば、おのずと人から関心を集めることができる。まさに、ヒトラーやトランプが用いた手法である。

リーダーシップを示したり、もっと大げさに言えば、まるで自分が救世主であるかのように振舞えば、宗教だって起こすことができる。実際にカルト宗教はそうしてできていく。「ハイパー・ラポール」を形成する手法は、それほどまでに強烈なのだ。

大衆扇動とアフィリエイトの親和性

このように、アフィリエイトビジネスは何かと大衆扇動の手法と共通した点が多い。というよりも、大衆扇動そのものと言っても過言ではないだろう。今回紹介したような手法のほかにも、人を動かす方法はたくさんあるので、これ以降の記事でも紹介していきたい。

大衆扇動に関する知識を持てば、扇動への耐性が付くことはもちろん、あなたに大きな富をもたらしてくれるかもしれない。知識をどう生かすか、結果が出るかどうかは、あなた次第である。