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by inja369

自動車王フォードが一代で大富豪になった方法 ~マスターマインドの活用~

マネー

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フォードと言えば、アメリカの有名な巨大自動車メーカーで、創業者であるヘンリー・フォード1世は、ベルトコンベアを用いた大量生産方式を導入したことで、産業史・経営史において特筆される人物である。しかし、彼が一代にして莫大な富を築いた理由はもう一つある。それが「マスターマインド」の活用である。

「マスターマインド」とは

「マスターマインド」とは、「同じ目的を持つ複数の人間が集まって調和したときに生まれる、高度な知識・技術・情報が集積されたマインド」である。完璧でなんでも出来る人間というのは存在しない。どんなに天才でも、どこかで他者より劣る点がある。だから、様々な長所を持った人たちが集まって協力すれば、あたかも一人の究極の天才が生まれたかのような高いパフォーマンスを発揮することができるのである。

このマスターマインドは、現代の場合は必ずしも組織を作らなければならないわけではない。今ではクラウドソーシングという便利なサービスがあり、費用さえ払えば比較的簡単に専門的な技術や知識を利用することができる。なんでも一人でやろうとすると前進が遅くなるので、人の手を借りるということも考えてみると良いかもしれない。

大富豪たちのエピソード

自動車王ヘンリー・フォードも知ってか知らずか、このマスターマインドを活用していた人物である。彼は自分の身の回りに様々な分野の専門家を数人置いており、いつでも彼らから知識を引き出せるようにしていたという。車の構造や工場経営に関する専門家はもちろん、経済学者や占い師までいたという。

また別の人物の例を挙げると、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーもマスターマインドを使いこなしていた。彼の墓標には、「自分より脳力のある人間を束ねた男」と書かれている。カーネギーは、ピッツバーグの一職人から一代で大富豪に上り詰めた人物であるが、彼は一人で成功を成し遂げたのではなく、人の力を借りたからこそ実現できたのである。

ドリームキラーの発生に注意する

力のある人物を集めて大きな力を生むことが重要だと書いたが、現実は必ずしも上手くいくわけではない。仲間の中には、最初のうちは一緒に頑張ろうと意気込んでいたにも関わらず、誰かが突出した活躍をし始めると「嫉妬」し始める人もいる。そして、その人物は自分のプライドを守るために他者の目標達成を妨害する「ドリームキラー」になる可能性がある。

もちろん、仲間内からそうした人物が生まれてしまわないよう、マインドの保ち方をお互いに了解しておくことが大前提だが、それでもドリームキラーが生まれてしまった場合は、別の道を歩むなどの措置を取らざるを得ない。マスターマインドは、成功すれば巨大なパワーを生むことができるが、反面、リスクもある方法なのである。