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by inja369

年間300冊読む人に聞いた、多読の方法7つ

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学生時代、僕には年間300冊の本を読んでいるという友人がいた。年間300というとほぼ1日で1冊というペースだ。半信半疑で彼の部屋を訪ねてみると、そんなに広くない部屋に何百という本がぎっしりと並び、床にまで積まれている状態だったのだ。実際その友人の成績は凄まじかった。今では外資系のIT企業に勤めているらしい。

当時の僕の読書量は1カ月に3,4冊程度だったので、どうしたらそこまで大量の本を読むことができるのか不思議だった。そのことを友人に聞いてみると、多読するための方法をいくつか教えてくれた。何年か前の記憶であるが、覚えている限りで書き出そうと思う。

1.多読な人は、欲しい!と思ったら買ってしまう

彼はとにかく大量の本を買っていた。本屋に行った場合、本棚を見て「おっ?」と思ったものはとりあえず手に取り、パラパラを流し読みして面白そうだと思ったらカゴに入れてしまうのだという。

彼に言わせれば、ほとんどの人は買う本を選びすぎだというのだ。「何を読むべきだろう?」「どの本がいいのだろう?」と難しく考えすぎて、読む本が少なくなってしまうのは損だ。たくさん読んでいれば、いつかはその本も読むことになるかもしれない。だったら今買っておこう、というのが彼の理屈である。

2.多読な人は、いろんな分野の本を読み、食わず嫌いしない

人というのは知っていることに興味を惹かれる。親しみがあり、多少の知識を持っている分野であればとっつきやすい。だから、買う本の分野はせまくなりがちである。しかし、自分が今まで触れたことの無い分野でも、食わず嫌いは良くないのだそう。

1冊でもその分野に関する本を読んでいれば、もうとっつきにくさは感じない。またその分野の本を読みたいと考えるようになる。いろんな本に興味が湧くようになると、多読に繋がるのだという。彼の部屋にはファッション雑誌から難しい専門書まで、実に多岐にわたる本があった。本に関しては徹底的に雑食になることが大切なのだろう。

3.多読な人は、面白そうなところから読む

驚いたことなのだが、小説や参考書などでないかぎり、始めから順番に読むということはあまりしないそうだ。多読のためにはモチベーションの維持が大事。だから、目次を見て、面白そうな場所からつまみ食い的に次々に読んでいく。そうしてだんだんと細かいところに目を通していき、最終的に全部を理解するのだそうだ。

4.多読な人は、要点を理解する

3に通じるところがあるが、あまり重要でなさそうな部分は細かくは読み込まない。例えばぶ厚い自己啓発書などには、話をわかりやすくするために例えを頻繁に用いるものがある。そうした部分は流し読みして大雑把に理解しておき、要点の説明に入ったらしっかりと読み込むのだという。

5.多読な人は、ツッコミを入れながら読む

本と漫才をするのではない。「つまりどういうことなんだ?」「なるほどそういうことね」などと、自分の反応を口に出しながら読み進めるのだ。会話と同じように、反応するには相手の話を理解する必要がある。反応をしようと意識することで、話を理解しようという集中力が生まれるのだ。著者と議論するつもりで読めば、読書を楽しむことも出来て一石二鳥である。

6.多読な人は、飽きたらすぐに次の本に

本を読むことは手段であり、目的ではない。つまらなくなったり、読み進める必要性を感じなくなったら、無理に読む必要はない。さっさと別の本にとりかかり、次の知識を取り込もう。読書が嫌いになったら元も子も無いのだ。

7.多読な人は、メモを取る

大事なことを覚えておくためや、理解しにくい複雑な話をまとめるためにメモは有効である。本を読み終えたときに頭の中を整理できるし、読み進めていくなかで前のページで説明された事柄が出てきたときも、メモを見ることで簡単に思い出せる。

また、アイデアを書き留めることも、モチベーション維持に繋がる。特にあなたが文章を書いていたり、創作活動をしていたりしたら、メモは役立つだろう。インプットだけでなくアウトプットの楽しみを味わうのも、読書の継続に一役買ってくれる。

おわりに

ここで挙げたことが正しい多読の仕方だということは、もちろんない。またこの方法は全ての人に適応できるものではないかもしれないが、参考にはなると思う。大切なのは自分に合った多読スタイルを持つことだと思う。